固定ワーキングディスタンスによる撮影フロー効率化
撮影倍率変更時にレンズの全長が変わらないインナーズームを採用。撮影倍率に関わらず、ワーキングディスタンスは「45mm F2.8 1–5x Ultra Macro APO」で約40mm、「17.5mm F1.7 5–10X Ultra Macro APO」では約22mmです。倍率を変えてもカメラ位置やライティングの条件を再調整する煩わしさがありません。また、撮影倍率全域でピント位置が変化しないパーフォーカル設計により、一度合わせたフォーカスを失うことなくシームレスに倍率を調整可能。スチル画像の撮影業務効率化のみならず、動画撮影中に倍率を変更することでズーム効果を得られます。
アポクロマート(APO)設計による正確な色再現
高倍率撮影で顕著になりがちな色収差を徹底的に排除するAPO設計を採用。波長間の収差を最小限に抑えることで、工業検査や学術・科学用途にも対応可能な、極めてシャープで正確な色再現を実現します。
フルフレーム対応でありながらコンパクト
フルフレームセンサーを完全にカバーしながら、コンパクト設計かつ600g以下の質量を実現。手持ちでのフィールドワークから精密な電動レールを用いたスタジオ撮影まで、幅広く適応します。
同軸落射照明に対応(17.5mm F1.7 5–10X Ultra Macro APOのみ)
「17.5mm F1.7 5–10X Ultra Macro APO」は、ビームスプリッターを内蔵し、同軸落射照明に対応しています。カメラの光軸と同一方向から光を照射することで影や不要な反射を排除できるため、各種撮影・検査において威力を発揮します。また、オプションとして専用の同軸落射照明用光源もご用意しています。本レンズ付属の「8mm径同軸落射照明アダプター」を介することで、レンズへ直接装着して使用可能です。
■主な活用シーン
本格的マクロ分野:昆虫、極小生物、花粉、植物の構造、鉱物、質感、抽象表現など
専門性の高い科学分野:生物学や植物学における標本撮影、超高解像度のフォーカススタッキングなど
ホビー、ニッチ分野:ジュエリー、機械式腕時計、コイン、切手鑑定など